2018年の初納入へ、新たな段階に入った

【モーゼスレイク共同】三菱航空機(愛知県豊山町)が開発中の国産初のジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)が28日夕(日本時間29日午前)、米国での飛行試験の拠点となる西部ワシントン州モーゼスレイクの空港に到着した。天候や設備面の環境が整った現地で試験を効率的に進める。2018年の初納入へ、新たな段階に入った。

当初は今年8月の米国入りを試みたが、機器の不具合により2日続けて離陸後に引き返し、約1カ月遅れの到着となった。プロペラ機「YS11」以来、半世紀ぶりとなる国産旅客機の開発は難航し、納入予定の延期を重ねてきた。

[紹介元] 東京新聞 経済面 MRJ、飛行試験の米拠点に到着 初納入に向け新段階