OPECが28日の非公式会合で、約8年ぶりの原油減産を決定

【ニューヨーク共同】28日のニューヨーク原油先物相場は石油輸出国機構(OPEC)が減産で合意したことから急伸し、指標となる米国産標準油種(WTI)11月渡しが時間外取引で一時1バレル=47・45ドルまで上昇する場面があった。

終値は前日比2・38ドル高の1バレル=47・05ドルと、今月上旬以来3週間ぶりの高値水準となった。

OPECが28日の非公式会合で、約8年ぶりの原油減産を決定。市場では供給過剰感の解消につながるとの見方から買いが加速した。

この日発表された米週間石油統計で、原油在庫が増加の予想に反して減少したことも買いにつながった。

[紹介元] 東京新聞 経済面 NY原油急伸、47ドル台 OPEC減産合意で