減産合意は2008年12月以来、約8年ぶり

【アルジェ共同】石油輸出国機構(OPEC)は28日、アルジェリアの首都アルジェで開いた臨時総会で原油減産に合意した。減産合意は2008年12月以来、約8年ぶり。加盟14カ国で生産を最大で日量3300万バレルに制限する。8月は過去最高水準の3323万バレルだった。低迷する原油価格の押し上げを目指す。OPECは足並みの乱れが指摘されてきたが「価格調整役」としての地位復活につながる可能性がある。

増産凍結といった生産調整で一致するのは困難との見方が強まっていた中で、予想外に踏み込んだ合意となった。ニューヨーク市場の原油先物相場は大幅高。

[紹介元] 東京新聞 経済面 OPECが8年ぶり減産合意 原油大幅高、価格調整復活か