OPECの減産合意を好感して前日の米国株式市場が値上がりした流れを引き継いだ

29日午前の東京株式市場は、石油輸出国機構(OPEC)が原油減産で合意したことを受けて投資家心理が改善し、日経平均株価(225種)は反発した。上げ幅は一時200円を超えた。

午前終値は前日終値比233円78銭高の1万6699円18銭。東証株価指数(TOPIX)は12・39ポイント高の1343・16。

OPECの減産合意を好感して前日の米国株式市場が値上がりした流れを引き継いだ。ニューヨーク原油先物相場が大幅に上昇したことを受けて、資源関連産業の業績の先行きに対する警戒感が和らぎ、東京市場でも朝方から鉱業や石油などエネルギー関連の業種が大きく値上がりした。

[紹介元] 東京新聞 経済面 東証、午前終値は1万6699円 原油減産合意で心理改善