売上高は前年同期比4・9%減の2兆6942億円だった

三菱重工業が2日発表した2016年4〜12月期連結決算は、純損益が112億円の赤字(前年同期は533億円の黒字)だった。客船事業で追加損失が発生したことが響いた。為替レートが想定より円高で推移したことも利益を圧迫した。

売上高は前年同期比4・9%減の2兆6942億円だった。

国産ジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)の開発費の増加なども負担となり、客船事業などを手掛ける交通・輸送部門の営業損益は赤字だった。

17年3月期の売上高は4兆円、純利益は1千億円と従来の業績予想を維持した。

[紹介元] 東京新聞 経済面 三菱重工、赤字112億円 客船事業の損失響く