21日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=109円台前半で取引された。
午前10時現在は、前日比28銭円安ドル高の1ドル=109円27〜28銭。ユーロは03銭円高ユーロ安の1ユーロ=117円11〜12銭。
日銀の黒田東彦総裁が米メディアのインタビューで、金融緩和政策の出口戦略を具体的に議論するのは時期尚早と述べたと伝わったことなどから、円を売ってドルを買う動きが優勢となった。
市場では「仏大統領選を前に様子を見る投資家も多い」(外為ブローカー)との声があった。
[紹介元] 東京新聞 経済面 東京円、109円台前半