ホンダとヤマハ発、小型バイクで提携へ 過去にHY戦争

二輪世界最大手のホンダが、同大手のヤマハ発動機と、国内向けの50cc以下の小型スクーターの生産・開発で提携する方針を固めたことが、5日わかった。国内の二輪市場は人口減で縮小している。国内向け規格で利幅が薄い50cc以下の小型スクーターについて、ヤマハ発が生産をホンダに委託するほか、業務用車種の共同開発を検討する。

5日午後、両社が記者会見して発表する。

提携するのは、国内向けの排気量50cc以下の小型スクーター。ヤマハ発はコストを抑えるために台湾で生産し、年間5万台を日本に輸出して販売している。今後は生産をホンダに委託する方向で検討している。ホンダは熊本製作所(熊本県大津町)でヤマハ発向けに生産する方向だ。ヤマハ発は海外でも需要が見込める他のバイクに重点を移すとみられる。

また、両社は宅配用など業務用…


[紹介元] 朝日新聞 経済ニュース ホンダとヤマハ発、小型バイクで提携へ 過去にHY戦争