美顔器・洗顔ブラシ…美容家電、高くても売れ行き堅調

自宅で使える美容家電を、国内外のメーカーが出しています。種類も様々で、エステ店に行かなくても美容効果が期待できるとして人気です。

JR大阪駅近くのグランフロント大阪の「パナソニックセンター大阪」の一角に、美容家電を試せるコーナーが7月にできた。ドライヤーやスチーマーなど約30種類が並び、専門スタッフもいる。

担当者は「量販店では試しづらいというお客さんが多い」という。個室で使ってみて気に入れば購入できる予約制のブースもある。パナソニックはスチーム式美顔器を1971年に売り出し、早くからこの分野に力を入れてきた。お金がかかるエステ店よりも自宅で楽しみたいという人もいて、近年伸びているという。今年4~9月の美容家電の売上高は、前年同期比で5%増えた。

日立が2008年に参入するなど、他の大手電機メーカーもこの分野に注目している。業務用のエステ美容器を扱っているヤーマン(東京)は、自宅用の品ぞろえを増やしている。

美容関連の商品は比較的値段が高くても、売れ行きが堅調だとされる。調査会社の富士経済によると、美容家電の国内の市場規模は16年に772億円と、12年より13%伸びるという。「白物家電の売り上げが伸び悩むなか、家電量販店が新たに売り場を拡充している」と分析している。

美容家電はスチーマーや美顔器、洗顔ブラシなど種類は様々だ。目もとなど、使うところが限定されているものもある。値段も数万円から10万円近いものまで幅広い。選ぶ際には効果を実感できるかどうか、試してみるのも大切だ。(新宅あゆみ)

■美容家電の種類は多い

・スチーマー 蒸気を肌に当てて水分を届ける。目もと専用なども

・美顔器 電流を流して保湿成分を届ける「導入器」や、温めたり冷やしたりする「温冷器」など

・洗顔ブラシ 自動で回転するブラシで汚れを落とす

・頭皮ケアマシンや、まつげカーラー、角質除去器などもある

(きりとりトレンド)

■炭酸ガス お肌にシュワッ

パナソニックは12月1日、「炭酸イオンエフェクター」を売り出す。ヘッドの表面から炭酸ガス(二酸化炭素)を噴き出す。水分を含ませたシートマスクの上にヘッドを滑らせて使う。一般的に、炭酸ガスを使うことで血行が良くなるとされている。想定価格は税込み4万8600円前後。

■弱い電流でしっとり浸透

日立の「ハダクリエ ホット&クール」は、微弱な電流によって保湿成分の浸透を助ける。クールモードでは、毛穴を引き締める。最新の「CM―N4000」はヘッドの高さを従来品の1.7倍にすることで使いやすくした。想定価格は税込み4万1040円。

■ラジオ波で肌ほっこり

美容健康機器大手のヤーマンの「フォトプラス」は、高周波のラジオ波をあてて肌を温めることで、美容の効果を高めるという。肌のハリを保つものや、肌を引き締めるものなど全5モードがある。想定価格は税込み3万9960円。

■3種のヘッドで自由自在

フィリップスの「ビザピュア アドバンス センシティブキット」は、ヘッド部分が3種類ある。洗顔ブラシとマッサージ用、目もと用で、交換して使い分ける。洗顔ブラシの毛は従来品より細く、肌にやさしいとしている。想定価格は税込み3万3264円。


[紹介元] 朝日新聞 経済ニュース 美顔器・洗顔ブラシ…美容家電、高くても売れ行き堅調