東証、午前終値は1万6743円 小幅値動き

30日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は小幅な値動きとなった。前日に大きく上昇した反動で、朝方は利益を確定する売り注文が優勢になる場面があった。ただ前日の米国株高を支えに徐々に買いが増え、前日終値を挟んでもみ合う展開になった。

午前終値は前日終値比5円83銭高の1万6743円32銭。東証株価指数(TOPIX)は1・26ポイント高の1314・50。

29日の平均株価終値は、円安ドル高を好感して前週末比376円高となった。円相場の動きはひとまず落ち着いたが、今後も円安進行の余地はあるとの見方から製造業銘柄の一部は注目されて買いが入った。

[紹介元] 東京新聞 経済面 東証、午前終値は1万6743円 小幅値動き