1日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=103円台後半で取引された。
午後5時現在は、前日比29銭円安ドル高の1ドル=103円56〜58銭。ユーロは29銭円安ユーロ高の1ユーロ=115円25〜29銭。
市場の最大の関心事項は、米国が9月に利上げに踏み切るかどうかだ。堅調な経済指標や米連邦準備制度理事会(FRB)幹部の前向きな発言を材料に、9月実施の観測が強まっており、投資家の積極姿勢が増して比較的安全な資産とされる円が売られた。
市場では「日本時間2日夜に発表される米雇用統計に注目が集まっている」(外為ブローカー)との声があった。
[紹介元] 東京新聞 経済面 東京円、103円台後半