キリン、ブラジル事業から撤退 ハイネケンに売却へ

キリンホールディングスがブラジル事業から撤退する方針を固めたことが20日、分かった。現地で清涼飲料やビールを製造する子会社をオランダのハイネケンに1千億円規模で売却する方向で協議を進めている。

キリンは2011年にブラジルのビール・清涼飲料大手を約3千億円で買収。2億人の人口を持つ新興国に成長の足がかりを求めた。しかしブラジルの景気低迷を背景に販売は振るわず、15年12月期連結決算で1千億円余りの損失を計上するなど誤算が続いた。

キリンはブラジル事業の方向性に関して「あらゆる選択肢がある」とし、自主再建と売却の両にらみで検討を進めてきた。

[紹介元] 東京新聞 経済面 キリン、ブラジル事業から撤退 ハイネケンに売却へ