利点を見いだせず様子見する家庭が依然として多いようだ

家庭が電気の購入先を自由に決められる電力小売り全面自由化が4月に始まってから1日で半年。首都圏を中心に顧客の獲得競争が続くが、新規参入の電力会社(新電力)への切り替えは伸び悩んでいる。新電力に切り替えたのは全国で167万5100件(8月末時点)と全契約数の2・7%にとどまり、経済産業省幹部は「満足していない」と指摘する。利点を見いだせず様子見する家庭が依然として多いようだ。

経産省は新電力の強化に向け、卸電力を調達する市場の拡充など制度の見直しに乗り出した。

[紹介元] 東京新聞 経済面 新電力契約数、伸び悩む 様子見多く全体の2・7%