27日の東京株式市場は、売り買いが交錯している。午後1時の日経平均株価は、前日の終値より40円19銭高い1万6584円75銭。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は同2・46ポイント高い1338・30。午前の終値は、日経平均が同54円15銭(0・33%)安い1万6490円41銭。TOPIXは同6・50ポイント(0・49%)低い1329・34。出来高は10億5千万株。
朝方は、前日の欧米株が下落した流れを受けて銀行や保険株を中心に幅広い銘柄が売られ、日経平均は一時、前日の終値より250円超値下がりした。午後になって、日本銀行が上場投資信託(ETF)を買って株価を下支えするとの思惑から、日経平均は上昇に転じている。
[紹介元] 朝日新聞 経済ニュース 日経平均、午前の終値は54円安 欧米市場悪化受け













