前日の欧米市場の株安を受け、朝方は銀行や保険株を中心に幅広い銘柄が売られた

27日の東京株式市場は、日経平均株価が3営業日ぶりに値上がりし、終値は前日より139円37銭(0・84%)高い1万6683円93銭だった。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は同13・38ポイント(1・00%)高い1349・22。出来高は22億3千万株。

前日の欧米市場の株安を受け、朝方は銀行や保険株を中心に幅広い銘柄が売られた。日経平均は一時、前日の終値より250円超値下がりした。午後になって、外国為替市場で円高が一服したことや、日本銀行が上場投資信託(ETF)を買って株価を下支えするとの期待から、日経平均は上昇に転じた。


[紹介元] 朝日新聞 経済ニュース 日経平均終値、3営業日ぶりに値上がり 139円高