売上高は800億円増やし、2兆5500億円になるとした

不正会計問題を起こした東芝は28日、中国向けの半導体が好調なことを背景に、2016年9月中間連結決算の業績予想を上方修正し、本業のもうけを示す営業利益を300億円から700億円に引き上げた。売上高は800億円増やし、2兆5500億円になるとした。

中国のスマートフォンメーカーが容量の大きい機種を増やしており、主力のNAND型フラッシュメモリーの販売が好調に推移していることが貢献した。年末商戦を控え、パソコンやゲーム機用のハードディスクも需要が伸びているという。純利益は150億円上積みし、850億円とした。

[紹介元] 東京新聞 経済面 東芝が業績予想引き上げ 中国好調で営業利益2倍に