北朝鮮情勢への警戒感が徐々に薄れ、取引終盤にかけて上げ幅を広げた

25日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は3営業日続伸し、本年度で初めて終値で1万9000円台を回復した。北朝鮮情勢への警戒感が徐々に薄れ、取引終盤にかけて上げ幅を広げた。終値は前日比203円45銭高の1万9079円33銭で、約1カ月ぶりの高値水準だった。

東証株価指数(TOPIX)は16・02ポイント高の1519・21。出来高は約19億4800万株。

25日に北朝鮮は人民軍創建85年の記念日を迎えた。朝鮮半島有事への危機感から取引開始直後は前日終値を下回ったが、核実験などの軍事挑発はひとまずなさそうだとの見方から次第に買い注文の勢いが増した。

[紹介元] 東京新聞 経済面 東証、終値1万9千円回復 北朝鮮への警戒薄れ3日続伸