東電から新電力に切り替え百万件 自由化半年、首都圏に攻勢

電力小売りの全面自由化を受け、首都圏を中心とする東京電力ホールディングス(HD)から、新規参入の新電力へ契約を切り替えた家庭が100万件を超えたことが7日、分かった。全国的には切り替えが低調だが、顧客基盤の厚い首都圏では新電力が多く参入して競争が激しくなっている。

電力広域的運営推進機関が7日、4月の自由化から半年となる9月末までの切り替え件数を発表した。

全国では188万4300件と全契約数の約3%だった。東電HDの管内では108万3100件に上った。関西電力管内は38万900件、中部電力では14万6300件が切り替えた。

[紹介元] 東京新聞 経済面 東電から新電力に切り替え百万件 自由化半年、首都圏に攻勢