【ワシントン共同】米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)が22日に公表した連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録で、参加者の多くが「次の利上げは比較的早く実施するのが適切だ」と表明していたことが分かった。景気回復に伴って雇用が拡大し、物価も上昇しているためで、早ければ次回3月の会合で利上げに踏み切る可能性がある。
今年1月31日と2月1日に開かれたFOMCの議事録を公表。会合では昨年12月の利上げの効果やトランプ政権の経済政策を見極める必要があると判断し、政策金利を年0・5〜0・75%に据え置いたが、早期利上げに前向きな意見が大勢を占めた。
[紹介元] 東京新聞 経済面 米FRB、利上げ「比較的早く」 3月の可能性も