気仙沼港は大震災の津波に襲われ、造船施設も壊滅的な打撃を受けた

みずほ銀行や七十七銀行など計8金融機関が、東日本大震災で被災した造船会社が集まって設立した宮城・気仙沼の「みらい造船」に、33億6千万円の協調融資を実施することが29日、分かった。30日に契約を締結する。三陸の好漁場に面し、全国有数の水揚げを誇る気仙沼港の基盤となる、新たな造船所の建設資金に充てられる。

気仙沼港は大震災の津波に襲われ、造船施設も壊滅的な打撃を受けた。早期復興のため、被災した造船会社4社が中心となって昨年5月にみらい造船を設立。総事業費約105億5千万円で新造船所の建設計画を進めてきた。うち約70億円は国交省の補助金の交付が決まっている。

[紹介元] 東京新聞 経済面 造船復興へ33億円の協調融資 地銀など、宮城・気仙沼