複数のヘッジファンドがドイツ銀行に委託していたデリバティブ(金融派生商品)

【ニューヨーク共同】29日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、欧州有数のメガバンクであるドイツ銀行の経営が不安視されたことで投資家心理が冷え込み、前日比195・79ドル安の1万8143・45ドルと3日ぶりに反落して取引を終えた。

ハイテク株主体のナスダック総合指数は49・40ポイント安の5269・15だった。

複数のヘッジファンドがドイツ銀行に委託していたデリバティブ(金融派生商品)の取引を縮小したと一部で伝わった。

ドイツ銀は金融商品の不正販売で米司法省から巨額の和解金支払いを求められており、財務の健全性に疑念が出ている。

[紹介元] 東京新聞 経済面 NY株反落、195ドル安 ドイツ銀の経営不安視