日銀が供給している資金の量は「マネタリーベース」と呼ばれる

日銀は4日、金融機関からの国債買い入れなどで世の中に供給しているお金の総額が9月末時点で前年同月末比22・0%増の412兆8432億円になったと発表した。10カ月連続で過去最高を更新した。

日銀が供給している資金の量は「マネタリーベース」と呼ばれる。金融緩和の目安とされ、日銀は物価の2%上昇目標実現のため、年約80兆円ずつ増やすことを目標に国債などを買い入れてきた。9月に目標をお金の量から金利に切り替えており、今後の増加ペースが注目される。

9月のマネタリーベースのうち、金融機関が日銀の当座預金に預けている残高は28・7%増の311兆8346億円。

[紹介元] 東京新聞 経済面 9月のお金の量412兆円 10カ月連続で過去最高