米リッチモンド連邦準備銀行のラッカー総裁が4日、利上げのペースは「緩やかすぎても

【ニューヨーク共同】4日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比85・40ドル安の1万8168・45ドルで取引を終えた。年内の米追加利上げが警戒されたほか、原油価格が反落したことも投資家心理の悪化につながった。

ハイテク株主体のナスダック総合指数も11・21ポイント安の5289・66と続落した。

米リッチモンド連邦準備銀行のラッカー総裁が4日、利上げのペースは「緩やかすぎてもいけない」と発言したと報じられ、早期利上げが意識された。続伸していたニューヨーク原油先物相場が反落し、シェブロンなど石油株が下落したこともダウ平均を圧迫した。

[紹介元] 東京新聞 経済面 NY株続落、85ドル安 年内の米利上げ警戒