今日7日の東京外為市場では、ドル・円は101円前半まで急落した。日銀の総括検証に不透明感が広がり、日経平均株価の下落を手がかりにドル売りが強まった。その後はもみあい。ドル・円は、前日発表された8月米ISM非製造業業況指数が低調となり、米国市場で大きく下げた流れを受け継ぎ、東京市場では102円付近で寄り付いた。国内メディアが日銀の総括検証について調整が難航と報じ、株価の下落をきっかけにドル・円は一時101円21銭まで下落。
一方で、ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁の「利上げの過度の先送りは不均衡のリスク」「より早期の利上げが合理的」とのタカ派的な発言を受け、ドルは下げ止まった。また、日経平均の下げ幅縮小もドル売りを弱める要因となった。ただ、米債利回りの低下などドル買いの材料が乏しく、ドルは急落した後は25日移動平均線(101円58銭)を下回る水準でもみあう展開が続いた。
なお、ユーロ・円は114円82銭から113円91銭まで下落し、その後はもみあい。また、ユーロ・ドルは1.1233ドルから1.1265ドルのレンジ内でもみあった。
・17時時点:ドル・円101円40-50銭、ユーロ・円114円10-20銭
・日経平均:始値16937.38円、高値17024.26円、安値16903.20円、終値17012.44円(前日比-69.54円)
【要人発言】
・ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁「利上げの過度の先送りは不均衡のリスク」「より早期の利上げが合理的」
・トルコ中銀総裁「政策金利の引き下げは物価の安定が必要」
・麻生財務相「経済の再生と財政の健全化の両立が重要」
【経済指標】
・豪・4-6月期GDP:前年比+3.3%(予想:+3.3%、1-3月期:+3.1%)
・日・7月景気動向指数・先行:100.0(予想:98.6、6月:99.2)
・独・7月鉱工業生産:前月比-1.5%(予想:+0.1%、6月:+0.8%)
・英・8月ハリファックス住宅価格:前月比-0.2%(予想:-0.1%、7月:-1.1%)
【今日の欧米市場の予定】
・17:30 英・7月鉱工業生産(前月比予想:-0.2%、6月:+0.1%)
・17:30 英・7月製造業生産(前月比予想:-0.3%、6月:-0.3%)
・20:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)(前回:2.8%)
・22:15 英中銀のカーニー総裁ら議会証言
・23:00 米・7月JOLT求人件数(予想:562.5万件、6月:562.4万件)
・23:00 カナダ銀行が政策金利発表(0.50%に据え置き予想)
・23:00 米カンザスシティー連銀総裁、リッチモンド連銀総裁が下院証言
・03:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
・ブラジル休場(独立記念日)













