■東京午前=円高、米早期利上げ期待の後退などが重し 東京タイム午前は円高となった

■東京午前=円高、米早期利上げ期待の後退などが重し
 東京タイム午前は円高となった。ブレイナード米連邦準備理事会(FRB)理事が前日の講演で緩和策の解除には引き続き慎重さが必要との見解を示したことで、早期の米利上げ観測が緩んだ。日銀も金融機関の収益圧迫から長短金利差の縮小を見直すとの思惑もあり追加緩和期待の後退から円買いが進んだ。
 時間外の米10年債利回りが1.63%台まで低下したのを横目にドル円は101.42円まで下押し、昨日安値を下抜けた。ユーロ円も113.94円まで下落し、7日以来の113円台をつけた。ポンド円は135.18円までレンジ下限を広げ、昨日安値に迫った。クロス円のさえない動きも重しに、主要通貨は対ドルでも重かった。ユーロドルは1.1225ドル、ポンドドルは1.3318ドルまでじり安となった。
 8月の中国小売売上高は前年比+10.6%と予想の+10.3%より上振れた。同鉱工業生産は同+6.3%と予想の+6.1%を上回り、6カ月連続で6%台を維持。固定資産投資は年初来・前年比+8.1%と予想の+8.0%より強い結果となった。中国と経済的な結びつきの強いオセアニアの豪ドル・NZドルは指標発表後も反応が薄かった。ただ、ドル円・クロス円の動きに合わせ、豪ドル円は76.58円、NZドル円は74.50円まで下押した。豪ドル/ドルは0.7542ドル、NZドル/ドルは0.7336ドルまでじり安に。昨日のドル安が一服したことで、時間外のNY原油先物は45ドル後半に軟化。ドル/加ドルは1.3054加ドルまでやや加ドル安に。加ドル円は77.77円まで下落した。

■東京午後=ドル円は午前の下落幅を取り戻す振幅
 東京午後は円買い一服。ドル円は102円台を回復し、102.04円の高値をつけた。日経平均株価が一時100円を超える上昇となり、リスク回避姿勢が後退。午前の円高の値幅を帳消しにした。日銀の国債絡みの今後のオペレーションや金融政策に関する思惑が交錯するなか、ランチタイムに実施された20年国債入札を無事通過したことで安心感を持つ向きもあったようだ。
 クロス円も、ユーロ円は114.62円、ポンド円も136.08円までじり高。豪ドル円は76円後半、NZドル円は74円後半と下げ渋った。
 対ドルでは各通貨小動き、ユーロドルは1.12ドル前半でこう着。ポンドドルも英物価指標待ち、1.33ドル前半で小動き。資源国通貨の動意も鈍かった。

[紹介元] ザイFX! 為替のとれたてニュース 東京為替サマリー(13日)