※忙しい人のサマリー ドル高基調継続も、上値での買いには慎重 実需売りなども見られ、頭を押さえる 戻りは鈍く、ドル買い中期トレンドは継続 【東京市場】ドル円102円台前半 週明けの東京市場でドル高の流れが強まり、ドル円は前週金曜日に頭を押さえた102円手前の売りをこなし102円台前半まで上昇。ユーロドルでもユーロ売りドル買いが進むなど、ドル全面高に。 米国の早期利上げ期待が広がり、ドル買いの流れが強まっている。 【ロンドン市場】若干調整もドル買い基調継続 朝方いったんは調整が入ったものの、ドル円、ユーロドルともに小さな調整となり、その後再びドル全面高に。ドル円は102円台前半での推移。ユーロドルやポンドドルの下落(ドル高)も優勢。英国ロンドン市場がお休みで、欧州大陸勢が主体となる中ドル買いの流れが継続していた。 【NY市場】若干調整 ドル円が101円台に押されるなど、やや調整の動き。目立った材料はなく、東京、ロンドンと続いたドル高に、いったん調整が入った格好。 金利面での9月の利上げ確率が、一時の33%程度から20%程度に低下するなど、金利市場の落ち着きがドル買いを押さえた。 【本日の見通し】ドル買い基調継続も ドル円が102円近辺でもみ合うなど、ドルは基本的にしっかりの展開も上値押しには慎重な姿勢も。ドル円に関しては、実需筋などからの売り注文が出ており、頭を押さえられている面も。 金曜日の雇用統計次第では大きく上を試す可能性があるものの、直近2回の雇用統計が強すぎたことで、反動で弱めに出る可能性が意識されており、事前に大きく買い上げるだけの勢いが見られない。 とはいえ、基調としてのドル買いは継続。101円台後半から下がらないなど、下値しっかり感も強い。もみ合いながらドル高進行のタイミングを計る展開か。 今日23時の米消費者信頼感指数は前回から小幅低下の見込み。このあたりの数字が強めに出てくると、景気への先行指標だけに、ドル買いに安心感が出てくる可能性も。 【本日の戦略】ドル買いの流れ継続 押し目買いの流れが継続。ドル円は102円台では売りが出てくるが押し目は限定的。 買い下がりながら、上値トライのタイミングを計りたい。 101円台半ばをあっさり割り込むようならば修正も。 デイトレも、買いからの回転が基本。102円を挟んだ振幅を意識したい。 ※山岡和雅個人の見解です 為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません
ユーロドルでもユーロ売りドル買いが進むなど、ドル全面高に

[紹介元] 山岡和雅の視点 | Klug クルーク ドル高基調継続も、上値での買いには慎重