指標としている長期金利が低水準で推移していることを反映する

三菱東京UFJ銀行は28日、10月に適用する固定型10年の住宅ローンの最優遇金利を9月から据え置き、年0・60%にすると発表した。指標としている長期金利が低水準で推移していることを反映する。一方、20年以上の超長期にわたって金利が変わらない商品については金利を引き上げることを決めた。

みずほ銀行は、固定型10年の最優遇金利を9月から据え置き、0・70%にする方針。三井住友信託銀行も9月と同じ0・45%にすることを決めた。

日銀は今月21日の金融政策決定会合で金融政策の枠組みを修正し、住宅ローン金利の目安となる長期金利を0%程度で誘導する目標を決めた。

[紹介元] 東京新聞 経済面 住宅ローン金利据え置き 固定型10年、超長期は上昇