旅客機MRJ、納入延期の恐れ 技術面で検討課題が浮上

三菱航空機が、開発している国産初のジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)について、2018年半ばの初納入時期が遅れる恐れがあると取引先の航空会社に伝えていたことが1日、分かった。技術面で検討すべき課題が浮上したという。

納入が延期されれば5度目となる。設計の変更に伴う改修が必要になった場合、既に始めている量産機の生産でも計画の見直しを迫られ、納期が大幅に遅れる可能性がありそうだ。

関係者によると、三菱航空機は機体開発の状況などを日常的に取引先に報告しており、その中で納入延期の恐れについて説明した。

[紹介元] 東京新聞 経済面 旅客機MRJ、納入延期の恐れ 技術面で検討課題が浮上