【ブリュッセル、東京共同】日本と欧州連合(EU)が年内の大筋合意を目指す経済連携協定(EPA)の交渉会合が26日、ブリュッセルで再開した。市場開放や政府調達といった分野で、双方の溝をどれだけ埋められるかが焦点だ。会合は30日まで開かれる見通し。
交渉会合は4月以来約5カ月ぶり。EU側は、目標である年内の大筋合意の実現に向けて「重要な会合」とみている。
日本にとって、EUが自動車に課す10%の関税撤廃が交渉の最重要課題だ。EUは市場開放に関する日本の提案次第で、早期撤廃の用意があるとの意向を日本側に伝えている。
[紹介元] 東京新聞 経済面 日EU、年内合意目指し交渉再開 市場開放が焦点