週明けの東京市場でもその流れを引き継いでいる

3日の東京外国為替市場の円相場は円安に振れている。午後1時の対ドルは前週末9月30日午後5時より53銭円安ドル高の1ドル=101円42~44銭。対ユーロは同1円11銭円安ユーロ高の1ユーロ=113円95~96銭。

前週末の海外市場では、米国株が堅調だったことから投資家がリスクを取る動きを強め、比較的安全な資産とされる円を売る動きが先行した。週明けの東京市場でもその流れを引き継いでいる。日本銀行が3日朝発表した9月の全国企業短期経済観測調査(短観)で、代表的な指標の「大企業・製造業」の業況判断指数が前回調査と横ばいのプラス6と市場の予想をやや下回ったが、「円相場にはあまり影響しなかった」(大手証券)という。


[紹介元] 朝日新聞 経済ニュース 東京円、円安に振れる取引 短観「影響せず」