21日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続伸した。円相場が円安ドル高に振れ、製造業銘柄などへの追い風となった。前日の米国市場が祝日で休場だったことが影響し、取引規模はやや低調だった。
午前終値は前日終値比88円55銭高の1万9339円63銭。東証株価指数(TOPIX)は5・34ポイント高の1552・35。
前日の東京市場は薄商いの中、午後に買い注文がやや優勢になった。「日銀の上場投資信託(ETF)購入が株価を押し上げた」(大手証券)とみられ、21日も下げに転じれば日銀が支えるとの期待がくすぶった。
[紹介元] 東京新聞 経済面 東証、午前終値1万9339円 続伸、円安が追い風