もっとも、その後利益確定売りなどに押された

※忙しい人のサマリー 海外市場でドル売り目立つ 日銀の緩和期待に調整 米債利回り低下も 【東京市場】ドル円は2週間ぶり円安圏に  来週の日銀金融政策決定会合でのマイナス金利の深堀を含む追加緩和期待が円安を誘う展開となっている。  ドル円は103円台にしっかり乗せ103.36近辺まで上昇。もっとも、その後利益確定売りなどに押された。クロス円でも円安が優勢に。 【ロンドン市場】調整強まる  東京午後に高値から、一転してドル売り円買いが強まった。ドル円は102円台半ば割れまで売り込まれた。  日銀金融政策決定会合を巡っての思惑が交錯。実施への疑問や、有効性への疑問なども意識されいったん調整が入った格好に。  FOMCも同日に行われるビッグイベントとなる中警戒感が広がっている。 【NY市場】米債利回り低下  ロンドン市場からのドル売り円買い傾向が継続。ドル円は一時102.25近辺まで値を落とした。 米債利回りが低下しており、円買いに加わって、ドル売りも目立った。  独化学大手のバイエルが米種苗大手のモンサントを660億ドル(6.8兆円)で買収することで合意と報じられている。全て現金での買収となり、現実化するとユーロドルでのユーロ売りドル買い材料に。いまのところはユーロドルの反応は限定的。独禁法などに絡んで当局が合併を承認するかどうかのハードルが意識されている。 【本日の見通し】小売売上高待ち  日銀金融政策決定会合および米FOMCを前に、突っ込んだ売り買いに対する警戒感。 当面は上下ともにやりにくさが残る。  今日は多くの米経済指標が発表されるが、もっとも注目されているのは8月の小売売上高。 直近の雇用や景況感の弱さが意識される中、GDPの約7割を占める個人消費動向を示す小売売上がどこまでの数字を見せてくるか。  8月は新車販売台数が振るわず、全体の数字の予想は-0.1%と、前回弱いといわれた0.0%をさらに下回る見込み。  ただ、自動車販売は月ごとのばらつきが大きいため、この数字だけでは深刻なものではない。自動車を除くコアは+0.2%と、前回の-0.3%から回復の期待。  予想通り、もしくはそれ以上の数字が出てくると、9月の利上げ期待がぎりぎり残る形となり、ドル買いの材料に。 【本日の戦略】レンジ取引を意識  レンジ取引を意識したい。ドル円の102円ちょうどに近いところはいったん買いに回ってみたいところ。もっとも101.80割れではしっかりやめる。  デイトレはもう少し細かく102円台半ばを中心にレンジを意識しての売り買い。 ※山岡和雅個人の見解です 為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

[紹介元] 山岡和雅の視点 | Klug クルーク 海外市場でドル売り目立つ