日本マイクロソフトなどは、同社の人工知能(AI)「りんな」を使い、どれだけ人間と共感できるかの産学共同研究を始めると、12日発表した。人間の感情を理解して主体的な行動をとれるAIの開発につなげる。
共同研究は同社と、テレビ番組や出演者のデータベースをもつエム・データ社、大阪大学の3者で取り組む。成果は論文として来年以降発表する予定だ。
りんなは2015年にLINEやツイッターに登場した。実際の姿はないが、イメージは制服を着た女子高校生の後ろ姿だ。現在約500万人の利用者と会話などをしている。
日本マイクロソフトは21日から、LINEの利用者がりんなとテレビ番組やCMに関する雑談を楽しめる新機能を始める。06年以降のテレビ番組(東京地域の地上波放送)やCMの内容などのデータを、りんなに取り込ませる。
阪大などは、りんなと利用者との実際のやりとりを分析。利用者が番組などに抱く感情をAIがいかに把握するかや、どう返事をすれば利用者が感情を共有しやすくなるのかを探る。成果はりんなの会話能力アップに生かす。(今直也)
[紹介元] 朝日新聞 経済ニュース AI、人間と共感できる? マイクロソフトなど研究へ













