週明け3日の東京株式市場は、前週末の下落で割安感の出た銘柄が買い戻され、日経平均株価(225種)は反発した。1万9000円を回復する場面もあったが、方向感を欠いた。
終値は前週末比73円97銭高の1万8983円23銭。東証株価指数(TOPIX)は4・43ポイント高の1517・03。出来高は約20億1500万株。
朝方は、日銀が発表した企業短期経済観測調査(短観)で、大企業製造業の景況感が改善したことが買い材料となった。
円高警戒も根強く、買い一巡後はもみ合いが続いた。18日の日米経済対話の動向を見極めたいと様子見ムードもあった。
[紹介元] 東京新聞 経済面 東証反発、73円高 買い一巡後は方向感欠く












