午後1時時点は、同205円22銭安い1万6488円49銭

30日の東京株式市場は、ほぼ全面安となり、日経平均株価は一時、前日終値より300円近く値下がりした。午後1時時点は、同205円22銭安い1万6488円49銭。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は、同15・72ポイント低い1327・53。午前の終値は、日経平均が同258円10銭(1・55%)安い1万6435円61銭。TOPIXは、同20・30ポイント(1・51%)低い1322・95。出来高は8億5千万株。

欧州発の金融不安への懸念から前日の米国株が大幅安になった流れを受けて、銀行や証券など金融株を中心に売られている。投資家がリスクを回避する動きが活発になり、外国為替市場の円相場が円高に振れたことも売り注文を加速させた。


[紹介元] 朝日新聞 経済ニュース 日経平均ほぼ全面安 欧州発、金融不安の懸念受け