30日の東京株式市場の日経平均株価(225種)はもみ合った後、反落した。当面の利益を確定する売り注文と、前日の米国株高を好感する買いが交錯した。終値は前日比12円13銭安の1万6725円36銭。取引時間中の高値と安値の差は74円強にとどまり、今年最小幅の値動きとなった。
東証株価指数(TOPIX)は0・43ポイント安の1312・81。出来高は約15億4900万株。
前週末の米連邦準備制度理事会(FRB)の議長講演を受けた円安ドル高を好感し、29日は平均株価終値が前週末比376円高と大きく相場が動いた。東京市場は一転し、円相場も株式相場も勢いに欠けた。
[紹介元] 東京新聞 経済面 東証反落、終値1万6725円 今年最小幅の値動きに