東証株価指数(TOPIX)は6・50ポイント安の1329・34

27日午前の東京株式市場は、前日の欧米市場の株安を嫌気して売り注文が強まり、日経平均株価(225種)は続落した。その後、米大統領候補の第1回討論会で民主党クリントン氏が優勢との見方が広がると、安心感からドルに対して円が売られ、平均株価は下げ幅を縮小した。

午前終値は前日終値比54円15銭安の1万6490円41銭。東証株価指数(TOPIX)は6・50ポイント安の1329・34。

朝方は、資本不足が懸念されるドイツ銀行への公的な支援をドイツのメルケル首相が否定したとの報道で、投資家が欧州金融システム不安を警戒して慎重姿勢を強めた。

[紹介元] 東京新聞 経済面 東証、午前終値は1万6490円 欧米株安で続落、下げ幅縮小